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1週間滞在した広島県を出る前に、友人の家に寄らなければとちょっとだけ移動する。
目的地に到着〜
広島通るときはぜひ寄ってくれと言われていた奥迫さんち。
あきらっていうシェアハウスで暮らしていた時の家族!!
いや〜久しぶりの再会な訳だけど・・・
写真だけでの再会。
本人はシンガポールでお仕事しているのでいません。
というわけで、あきらに取り次いでもらって奥迫さんちにお泊まりします。
新潟の宮崎さんちぶりの友達(不在)の実家に泊めてもらうお話。
はい!着いてまずお風呂に入らせてもらいまして、すぐに晩ご飯です。
焼肉うめー!!
霜降ってる素敵なお肉をご馳走になります。
本当にここ数日間広島焼きしか食べてなかったので「焼肉食べたいな〜」って思ってたところに焼肉ですよ。
僕のツイッターでもみてるんじゃないかと思うくらいのタイミング。
あきらが学生時代の話やらを聴きながら、ビールもたくさん飲ませてもらって、余ったビールはお土産にまでしていただいて、本当にありがとうございました。
翌日はゆっくりと起きて、お母さんと一緒に近所の美味しいコーヒー屋さんへ。
その名も蛇舞珈亭
店内はすごくスッキリしていて落ち着いた雰囲気。
マスターが丁寧に1杯ずつハンドドリップで淹れてくれるコーヒーはとても美味しいと評判らしい。
マスターがコーヒーを淹れている図。
マスターの目の前に何か置いてあるんだけど、コーヒーを淹れながらマスターはチラチラとこれを見るんですよ。
僕はこれがなんだか気になって気になって…
「自分がコーヒー淹れてる姿を鏡で見てるんじゃないっすかね?」
なんてあきらのお母さんとふざけていたんだけど、直接マスターに聞いてみた。
「あーこれ?鏡見てるんですよ」
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
本当に鏡見てたーーー!!!
まあ自分を見ているわけではなくて、手元のカップを見ているらしい。
ドリップ中にどうしても自分の手でカップの中がよく見えないので、鏡越しに見て無駄な動作が起こらないようにする徹底ぶり。
すごいこだわりである。
というわけでコーヒーはうまい。そんな動作やこだわりや、美味しそうに見えるというのも「美味しい」につながる重要な要因ですね。
マスターと記念撮影をして、あきらのお母さんともお別れ。
別れ際にお弁当を買ってもたせてくれました。
いや〜今度はあきらがいるときにまた遊びに行きたいものです。
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腹立たしさを抑えつつフェリーに乗って広島県に到着後、すぐに広島市の中心街に向かう。
フラワーフェスティバルの開催中ですごく賑わっている市内。
リヤカーを引くのも難しいくらいだったので、出店が並んでいるあたりで祭りが終わるまで待機してみる。
川沿いに座っていると、お祭りで良い感じに酔っ払ったお兄さんお姉さんが声をかけてくれる。
最後に頑張れよとお金を差し出してくる人もたくさんいた。
中高生の女の子たちにも声をかけられたし、島根から来ているという学生3人組にも声をかけられた。
広島にいる人たちは結構自然に声をかけてくれるので、夜の営業にも期待が持てた。
営業前に腹ごしらえがしたくて、お好み焼き屋さんを探してみる。
オススメされたお店の前に行ってみると、大行列……
仕方ないのでそのまま何も食べずに営業を開始。移動後だったので疲れていたしお腹も空いていた。
ってのをツイッターに呟いていたらなんとそれを見た広島在住の方がお好み焼きを差し入れに持って来てくれた!!
僕、広島のお好み焼きが大好きでこれ以降毎日お好み焼きを食べるのだけど、わざわざ持って来てくださったこのお好み焼きが一番美味しかった。
そんな気がする。
さっき覗きに行った、行列が出来ていたお好み焼きやさんでバイトをしているという旅好きの学生さんたちが来てくれた。
ツイッターで見てくれたようで。些細なことも呟いてみるもんである。
そしてこの日、大阪で再会した広島出身のおーちゃんが連絡をくれて、友達を呼んでくれるとのこと。
ちなみに一番右のタバコ持ってるのがおーちゃん。
飲みに来てくれたその友達はもっちさん。近くのバーで働いているらしく営業後に行ってみることに。
広島市内の飲屋街、流川にあるCAMEL
ピースボートで世界一周をしたオーナーが経営している、バックパッカーズバー。
なーんかどっかで聞いたことある名前だな〜
なんて思っていたらお店でキリンさん(キリンガー)の曲が流れている。
壁を見てみればいろんな人のサインに混じって……
あら、また亮章くんと被った(笑)
時期まで丸かぶり…
と思ってたらどうやらここはスマイルアースとも接点があるようで、全く意図せず色んなところと繋がるこの感じに心の中でふふふ、と笑みがこぼれるような感覚になった。
もっちさんと「僕はこんなことしたいんだ〜」ってお互いに喋ってなんだか心地よいゆっくりした時間を過ごした。
今日からこのCAMELに1週間ほどお世話になることになる。
感謝感謝!
ありがとうございます。
↑Facebookページです↑
広島に行く際は是非!!
続く。
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自転車で旅をしているとフェリーでの移動は一大イベント的なところがあるんだけど、愛媛から広島に移動するときも事件が起きた。
多くのチャリダーはしまなみ海道を通って橋を渡って愛媛と広島の間を移動すると思うんだけど、僕は高校生のときに一度しまなみ海道に自転車で行ったことがある。
ママチャリで行ったんだけど、荷物なんて全然なくて身軽だったのにめちゃくちゃしんどくて、時間が足りなくてフェリーで引き返した経験があった。
そのときの記憶が正しければ、橋の入り口にポールが立ってて、その幅をリヤカーが通れるのか自信がなかった。
そしてそのポールも全ての橋にあったか、途中の橋にしかなかったかの記憶も曖昧。
途中まで渡って行って結構進んだところで通れなかったら悲劇(笑)だと思い、今回もまた海はフェリーで渡ることにした。
深夜に移動して朝一のフェリーに乗るつもりで朝5時台にフェリー乗り場に着いた。
どうもここのフェリーは学生が2000円くらい、プラスで自転車のお金を取られるらしくたぶん2500円くらいで渡れるようだったがここでも「リヤカーの値段決まってない問題」に直面することになる。
切符売り場の前に行き、窓口の外側に立っているおじさんに声をかける。
自転車1台でお願いします。
「そのリヤカーもですか?」
そうですね。自転車とリヤカーでいくらですか?
「ちょっと確認しますね…」
と売り場(宝くじの売り場みたいなやつ)の中にいる女性に話しかける。
何をしゃべっているかは聞こえないが、おばさんはチラチラと僕(とリヤカー)の方を見ている。
数分待たされておじさんがこっちを振り返って言う
「自転車で牽引しているリヤカーは軽自動車扱いなのでマイカー割引で6700円です」
たけえわ!!!!!
マイカー割引強調すんな!!
僕は心の中で叫んだ。
そんな思いとは裏腹に、冷静におじさんを問い詰める。
自転車だけだといくらですか?
「430円と一人分の運賃です」
じゃあリヤカーだけだったら?
「…自転車と同じです。」
じゃあ今この場で切り離して、リヤカーに自転車積むので自転車料金で一枚ください。
「え、でもこれ牽引した状態で走ってるんですよね?それはダメですよ。」
はあ?!
これには心の声が口から漏れた。
いやいやいやいや。ナンデヤネン。
おかしいでしょ。じゃああれか?
車に自転車積んでたら、自転車は普段は単体で走ってるんだから車代と自転車代くださいってこと?
「それは違いますけど…」
じゃあなんで今この場でリヤカーに自転車を積むのはダメなんですか?
「いや、そういう決まりなんで…」
(決まってるならそんな矛盾起きないだろ…)
と思ってたら僕が起こっているのが窓口のおばさんから見えたようで
「そういう決まりなので、代金支払って頂かないと載せられません」
うるせえよBBA!
と心の声が漏れそうになるのを必死に抑えておばさんはシカトしておじさんとの交渉を続ける。
決まりなんですか?
本当に?
今決めたんじゃないんですか?
っていうか前例あるんですか?
いろいろ質問して交渉したが折れてくれないし時間も迫っていた。
こんなに高いと思っていなかったので現金の持ち合わせはなく、クレジットで支払った。
マイカー割引で6700円くらい。
ふざけんな。何がマイカー割引だよって思いながら広島へ向かいます。
続く。
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愛媛と言えば道後温泉。ってことで風呂に入るつもりはなかったけど道後温泉に行ってきた。
はい、時計。これ有名なのかな?みんな写真撮ってた。
はい、これ道後温泉。
すげー人……気持ち悪い…
建物には歴史を感じる。いいね。
横から。2階の部屋がすこし見えるんだけど、風呂上がりらしい人たちが寛いでるみたい。
あまりにも人が多いから逃げる。
良い雰囲気のカフェがあったからバーガーを食べた。
自家製のパンみたいなんだけど、人生で一番ふかふかのバンズだった。
うまかったな〜
そのあと近くのイサニワ神社へ。イサニワってすごい字だったけど忘れちゃった…
口をゆすいだ水をこの溜まってる水に吐いてる人がいてびっくりした。
実はお目当の店があってここに来た。
このイサニワ神社の階段の下にあるbar。
その名もワニとサイ
イサニワの逆さまでワニサイ。らしい。
ベルギーでマリオネットを使って路上パフォーマンスとかしてた面白い人がマスターをしているらしい。
いざ!!
おお…すごい雰囲気……
(全然写真は撮っていない)
マスターは物静かで落ち着いた人。
キリンガーやブロッコリーのHDKさんもここに来たことがあるらしく、二人のことを知っていた。
店内には東京から来たお客さんと福岡から来たお客さんがいた。
しかも偶然ふらっと入ってきたらしい。すごいね。
それくらい不思議な空気放ってるんだよね……
この日は波紋音のライブだった。
たぶんあんまり知られてないと思うんだけど、僕はこの楽器に北海道のBAR OLDで出会っていた。
金属で出来てて、叩く場所で音が違うんだけど、全く同じ楽器は二つとないんだって。
音は柔らかい音で、本当に波紋が広がるかのように優しく響く。
あまりにも優しい音だから寝ちゃったよ…
そのあともう少し飲みたくて営業中にお客さんに教えて貰った「ミライカナイ」という店に行った。
ここもまた怪しい…
店主のダイチさんとお話していると「前に自転車でリヤカー引いてるやつ泊めたことある」とのこと。
それはやっぱりヨシくんだった。
いやいや、狙って行ってるわけでもないのに、やっぱりお店が引き寄せているのかな。
日本中どこに行っても、おもろいお店には変な人が集まるね。
ノリのいいお客さんたちとの会話を楽しんで松山にもまた行きたいお店が増えた。
ダイチさんは泊まっていってもいいよ?と言ってくれたけど、この時は遠慮させてもらってお店をあとにした。
続く。
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香川を出て徳島に行くか愛媛に行くか悩んだ末、結局愛媛に向かうことにした。
途中、道の駅でお野菜を購入。ほうれん草は50円だった。安い。
ちんたらと道を走っていると車が前に止まった。
「うわー!!ツイッターで見てます!!!」
と女の子が興奮した様子で降りてきた。
ちなみに、ちょうどそこで出会う直前にAV(アダルトビデオ)の話をツイートしていたからなんだか申し訳ない気持ちになった。
その子は広島に実家があるらしく、帰省の途中だったみたいで本当に偶然の出会い。
ただ会えただけで喜んでくれて僕も嬉しい限り。
出発の様子を撮ってくれた。
さて、そうこうしているうちに松山は大街道に到着。すごく広いアーケード街。
高松もそうだったけど四国はアーケードがすごく広いイメージ。
これは余談だけど、西日本の主要な街にはアーケードのある商店街がほとんどなんだって。言われてみれば確かにな〜。
買い出ししてたら遅くなっちゃって営業開始は22時半くらい。
クーラーボックスの上に乗ってる弁当は例のおじさんにもらったもの。
たくさんもらったからまだ残ってた笑
はい、黄色の上着の彼女はみゆう。
沖縄のビーチロックで会った日本一周していた自然が大好きな女の子。
彼女も路上で書を書いている。
一枚書いてくれた!!すげー!!!
ので、僕の飲み物2杯と交換しました。
路上仲間たちが続々と集まってきて演奏したり歌ったり。
ちなみにこの子は15歳…めちゃくちゃ歌うまかった。
大阪ぶりのたっくんにも再会したりした。
松山の路上シーンはめっちゃ盛り上がってるしみんなすごく仲が良いし良い雰囲気だった。
さてさて、そんな松山の路上にも不思議な人がいる。
このときも「あ〜絶対絡まれるな……」って思っていたら案の定絡まれた。
自転車を僕の目の前で止めて、いきなり手で謎の印をつくって僕の方に向けてきた。
悪霊退散!!のときにやるあのポーズね。
そして開口一番
「はい、魚へんに念ずると書いて?!」
「3、2、1。勉強が足りない!!!」
(……なんだこいつ)
ちなみにおじさんの自転車のカゴには魚へんの漢字がたくさん書かれた”寿司屋の湯のみ”みたいな袋が入っていた。
「これだから最近の若いもんは…はい、じゃあ魚へんに◯◯」
いやいや、ナマズはわかるけど急に言われたら答えらんないわ。
ていうか勉強が足りんって普段魚へんの漢字なんてほとんど使わねえし2問目常用漢字じゃないし……
と僕はなんだかイラッとしたので反論してみた。
「そういう問題じゃない!!!!」
(あ、逆ギレ…)
ていうか声ちっさ!!
1割くらいしか聞き取れないから「え?!」って聞き返すとそれにもまた怒る。
「人の話を聞け!!」
いや、聞こえねーから!!
と不毛なやりとりが続く。
このおじさんも自分の話しかしない。
さっきまで怒っていたと思ったら「俺は歌が上手いんだ。歌ってやろうか?」と(たぶん)言ってる。
いや、結構です。
と僕は意思をそのまま伝える。隣で路上ライブしてるし。
するとまた怒り出す
「なんなんだお前は!人がせっかくフガフガ」
残念ながら聞き取れなかった。
一応怒らせたままだと悪いので
そんなに上手いなら僕のためだけに歌ったらもったいないのでもっと人がいるときにしてくださいよ〜
とフォローしてみると以外とすぐに落ち着いた。ちょろい。
そのやりとりを見ていたみゆうたちが心配して寄ってきてくれたが僕が普通にやりとりをしているのに驚いていた。
あとで聞くと路上では有名な人らしく、来てるお客さんと喧嘩したり問題を起こすから現れたらみんなのLINEグループで出現情報が回ってみんな一斉に帰るらしい。
続く。
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さて、おじさんと別れた後はちょっとだけ買出しをしてすぐに営業開始。
丸亀町の通称「丸亀グリーン」付近のファミマ横にて。
なんだか精神的に疲れていたけどすぐにお客さんが来てくれた。
第一のお客様は松岡さん。
SNSでママ(小沼さん)がシェアした僕の投稿を見てきてくれたらしい。
ママは僕が沖縄のGOMEで出会った方。よく僕の営業場所投稿をシェアしてくれる。本当にありがとうございました。
そしてそんなご縁で繋がる繋がる。
高校のバスケ部同期の菅原も会社の同期を連れてきてくれた。
ありがたやありがたや。なんなら卒業ぶりにあったんじゃないかなってくらいに久しぶりだったけど変わってなかったな。
なんとなくその頃よく言われていたことをボヤいてみたりした。
お客さんが立ち寄っては「これ悩み?」と聞いてくれるので話題作りとしてはまあまあ良かった。
二日連続で同じ場所で営業したんだけど、結構な確率で立ち止まってくれる。
この先、四国にいる間結構感じることなんだけど、四国の人は比較的”旅人慣れ”してる人が多い気がする。
たぶん”お遍路さん”のおかげかなと。
話しかけてくる人がいい感じの距離感で接してくれる人が多いし、あんまり物珍しそうな視線を感じなかった。
そういえば富山で会ったゆきとが坊ちゃん刈りで沖縄の月光荘に行ってくれたみたい。
どこかに出かける前に「いまどこおる〜?」って電話をくれるのは彼くらいなもので、僕としてはそれが結構嬉しかったりした。
香川でも営業中に彼から写真が送られてきた。
営業終わりの頃、若いお兄さん3人が別々で来て飲んでくれていたんだけど、お水の仕事帰りのお姉さんをナンパして1杯奢っておげていた。
結局、そのお姉さんと残った一人の男性と三人で飲みに行ったんだけど、その男の子は結婚目前の彼女と別れたらしくやけ酒じゃーと3人で乾杯した。
その彼は20歳。まだまだ若いから結婚なんてこの先いくらでもチャンスがありそうだけど、まあ別れたら悲しいよね。
でも職人系の職業で最近独立したばかりらしく凹んでなんていられないと強い心を持っていた。
そういう人に応援されると僕もなんだかやる気が出る。
みんな色々あるけど必死に仕事してるし、頑張って生きてる。
続く。
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翌朝、10時には雨が降り始める予報だったので9時半に起床。
公園で目覚めた僕はちゃちゃっとテントを畳もうと、外に出るためテントを開ける。
すると目の前には昨日弁当を差し入れてくれたおじさんのチャリが…
マジかよ…と声に出して言ってみた。昨日はチャリで帰って行ったはずだからまた来たのか。
とりあえずテントを片付けていると、来た !!
「あれー?10時に起きるって言ってたのに早いですね〜」
恐怖……
これが美女だったら嬉しいだろうか…いや、これが美女でも絶対恐怖を覚えると思う。
「昨日、話したお店に連れて行きたくて。仕事は休みますから安心してください。」
いや、さすがに悪いですよ。僕もちょっとパソコンで作業したりしたいですし。
「あ、でもお金を下ろさせてください。市役所で下ろすので一緒に来てもらえますか?」
(相変わらず人の話を聞いてない…というか役所で金下ろすって……)
結局その場にリヤカーを置いて自転車でおじさんについていくと本当に市役所に来た。
おじさんは窓口でお金を”下ろす”という。僕はついていっても仕方ないのでタバコ吸ってますと喫煙室へ。
役所で現金をそのままもらうのって、僕が知っているのは生活保護くらいしかないのだけれど、だとしたらと思うとなんだか複雑な気持ちになってきた。
でも想像でしかないし、そのことについて考えるのはやめた。
そのあと、うどん屋さんに連れて行ってくれた。
そんなに食えないから…って言ってるのにうどん2玉とてんぷらと鯖寿司を有無を言わさず注文してくれた。
必死に食べ終えて「ちょっと風呂屋に行きたいのでここでそろそろ〜」と別れを提案してみるも
「あ、お風呂なら安いところがありますから案内します」
いや、昨日調べて自分で行けますんで大丈b…
「案内しますね!」
と僕の話を遮ってまで案内してくれる。
サウナに到着してもなぜか一緒に自転車を止めている。
え、入るんですか?
「入りませんけどちゃんと上まで送りますよ」
と上までついてきた。
これでお別れだと思い、
本当にお世話になりました。ありがとうございます。
とお別れをして風呂での一人の時間を堪能した。
さて、風呂に入ったことだしドトールあたりでブログを書いたら買い出しに行こう。
と外に出てみるとそこにはまたおじさんがいた。
「あれ?お風呂早かったですね!次のお店に行きましょう。まだ食べられるでしょう?」
もう(いろんな意味で)お腹いっぱいっす…
不思議な空気の喫茶店のランチ。これで500円ですよ〜!?とおじさんは言う。
これで500円か〜…と思いながらも安いですね、と食べる。お腹がしんどい。
その後なぜだか数時間おじさんの相談に乗る。
相談に乗りつつ、おじさんから「はっきり意見してくれていいからね」と言われたので話を聞きながら思ったことを全部言った。
遠慮なんてものは何一つなく。
するとおじさんはなぜだかすごく喜んでくれた。
「マスター、この子すごくしっかりしてますよね〜」と喫茶店のマスターにいうと
「あー(おじさんが)説教されてるみたいで大丈夫かなって心配してました」と答えた。
その後の二人の会話の内容からすると僕が話したことの10分の1くらいしかおじさんには伝わってないなという感じだった。
でも喜んでくれてたのでいいでしょう。たぶん。知らんけど。
お店を出ると「じゃあ次は美味しい串y」
いや、もう営業の準備するんで!!!!!!
ここで別れましょう!!!!
「あ、じゃあ近くのスーパーまd」
大丈夫です!!本当に有難うございました!!
営業は昨日教えてもらった場所でやりますね!!と。
電話番号は教えてあったので、とりあえず無理やりお別れしてその場を後にした。
結局二日間で15時間くらいひたすら話し続けるおじさんと一緒の時間を過ごしてついにお別れした。
お腹いっぱいである。
続く。
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岡山県から5回目のフェリー移動で四国を目指す。
岡山と香川の間は大体50分程度で移動できる。
自転車料金も1000円と格安である。
この日の最後の船。人はすごく少なかった。
船酔いに慣れるため、あえて漫画を読んで暇つぶしをする。
沖縄と大阪の間よりもよっぽど暇つぶしのための漫画が充実していたのは驚き。
降りる直前に、日本一周仲間の方々から「その船、風呂ついてて良いよね!」ってコメントを貰った。
気づかなかったから入れなかったよ……
というわけであっという間に高松に到着。
とりあえず翌日以降は天気が悪くなりそうだったのでそのまま駅前まで移動してすぐに営業を開始!!
するとお客さんがすぐに一人、二人と来てくれた。
飲みながらお話をしていると一人の若い女の子が泣きそうな顔をしながら近づいてきた。
「すみません、ケータイの充電器持ってませんか?」
こんな時に旅人に助けを求めるのは大正解!!
だいたいみんな充電池持ってるし、絶対充電器は持ってる。
どうもこの子は待ち合わせをしているのにケータイの充電が切れて、待ち合わせ相手に会えずに困っていたらしい。
ケータイを充電させてあげながら、話しをしていると、どうも彼女のお兄さんも日本一周をしていたらしい。
「美女にキスをされないと次の県に進めないっていう東大生、知りませんか?」
え!!その旅人の噂岡山県で聞いた!!!!
「あ、そいつの妹なんです私…」
うわー!すげー!!
って感動してたら「あ、待ち合わせ相手から電話来ました」
「本当にありがとうございました」
と颯爽と去っていった彼女。
復活したケータイで一応記念写真だけ撮って貰ったらあとで送ってくれた。
ちなみに残念ながらキスはして貰っていない。
そんな感じで閑散とした高松駅前で営業していると片手に大きなビニール袋を持ったおじさんが近づいてきた。
正直、この人は絶対話しかけてくるだろうな…って思っていた。
何度も僕の前を遠目に行ったり来たりしていたし、顔つきでなんとなくわかるのである。
この人は声をかけなくても寄ってくる…と。
「あの、これ…」
と大きなビニール袋を手渡してくる。
何かと思って中身を見たらお弁当が三つとすぐに食べられる弁当タイプのうどんが二つ。
「私、旅人が好きなんですよ。半額のシール貼ってあって申し訳ないけど食べてください」
安くなってようがそんなのどうでも良いし、めちゃくちゃありがたい。
ありがとうございます!!!と受け取る。
「あの、何時までいますか?このあと1時間くらいしたらここに戻ってくるんですけど、その時までいます?」
この時22時。
いますいます。と答えると
「じゃあ営業するのにもっと良い場所あるから案内しますよ。」
と自ら案内をすると言ってくれる……
夜遅いのに大丈夫ですか?と聞いても全然大丈夫、と言ってくれる。
そしてその後はお客さんが全く来ないまま1時間待っておじさんと再び合流し、夜中の街を案内してもらう。
ただ僕もそれなりに疲れていたし、おじさんは明日も仕事だと言うので僕は「あの、いつも自分でなんとかしてるんでそんなに気を遣っていただかなくても大丈夫ですよ…」と言ってみるも、おじさんは譲らない。
アーケードの商店街や飲み屋街を案内して貰って寝られそうな公園まで案内してくれた。
この人本当に良い人なんだな〜と思いつつ、あまりにも詳しく案内されすぎて23時に合流してから4時間が経過していたので流石に眠くなってきた。
朝に岡山から移動してきてからのこの時間は正直きつい。
そしておじさんはとにかくおしゃべり&質問が止まらない。
公園に辿りついてからも「あ、私のことはキニシナイで寝る準備してください」と言ってくれるのだけれど、テントを張り終えてもいっこうにおじさんは帰る気配を見せない。
なんなら「あ、ちょっと一旦家に帰ってまた来ます」と言いだした。
でも、起きてられるかわからないです…と正直に言うと
「大丈夫です、5分で帰ってきますから!」
とのこと。いや、そうじゃない…と思いながらもよくして貰ったしそれくらいは…と頑張って起きて待っていると
「あの、これにサインしてくれませんか?」
と色紙を持ってきた。
えっと…サインとか書いたことないんですけど…と言うとなんでも良いんで名前とか書いてください!
と言うので名前を書いて「自転車×リヤカー 日本一周」と添えておいた。
結局そのあとも質問は止まず、さすがにこれはまずい。と思って話しを遮って「限界なので寝ます!」とテントに入ろうとするとおじさんは案外すんなりと自転車に乗って帰っていった。
あ〜…よくして貰ったから無下には出来ないけど、ちょっと面倒くさかったな……
って思ってる自分って最低だな…
と、なんとなく落ち込みながら一瞬で眠りについた。朝四時過ぎ。
続く…
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姫路から岡山県を目指す道中は起伏も少なく、楽な道のり。
ルートを教えてくれたゆうたに感謝です。
さて、岡山駅は予想どおり桃太郎がお出迎え。
残念ながら天候は良くなかったので到着した日はお休みすることにした。
翌朝撮影した桃太郎は犬、猿、キジの他にハトも仲間にしていた。
これは予想だけど、日本中の地理、あるいは名所や名物のほとんどを桃太◯電鉄で学んだという人も多いのではないだろうか。
僕はこいつのおかげでどこから長距離フェリーが出ているかを把握していたのは間違いない。
さて、そんな桃鉄の情報によると、岡山県は桃太郎とジーンズの街。
桃太郎はよくわからないけど、ジーンズに関してはデニム生地の製造工場やジーンズの縫製工場が多数集まっているからとのこと。
岡山ジーンズの特徴は高品質で高価格らしく、その品質の高さは海外からも注目されるほど。
日本のものづくりのレベルの高さが伺える。
岡山でオーバーオールが買いたいなんて思いつつも、高価格が特徴だなんて言われたら買えないので諦めて営業場所探しがてら街を散策。
岡山の町並みは良い意味で不揃いだった。一つの通りに新旧の建物がごちゃごちゃと立ち並び、なんとなくそれにお洒落さを感じた。
これはディープな飲み屋が詰まった雑居ビル。
通称「ほろよいマンション」
うおー……入っていきたいけど、まだ時間が早くてどこもオープンしてない!!
ほろ酔いマンションの一階の一番入りやすいところに位置するお店は「へべれけ」。
ほろよいマンションなのに…
やってないのは仕方ないので、とりあえず近所で一軒くらいは入りたいなと思って選んだ居酒屋はこちら。
その名も「居酒屋」
直球勝負の居酒屋という名の居酒屋。
Googleマップでも居酒屋と表記されているので店の名前は居酒屋でほぼ間違いないと思う。
というわけで入店。
カウンターにはおばんざいが数種類並べられており、店員さんはおばちゃん一人。
お客さんはおっちゃんが一人。
おばちゃんが話しかけてくる。
「旅行かい?」
かくかくしかじかで……
おっちゃんも話に入ってきて盛り上がる。
二人ともこんな変な奴と話すのは初めてなようで興味津々のご様子。
おばちゃんは岡山県北部の出身らしく、僕は方言がよくわからなくてたくさん聞き返した。
この居酒屋は昼の11時から夜の11時までダラダラと飲みながらぶっ続けで営業しているらしい。
そもそも20代の若造が客としてくること自体が珍しいらしくとても喜んでくれた。
これ飲んだら寒さも平気だし、新陳代謝が良くなって肌つやも良くなるよ〜と唐辛子入りのむぎ焼酎をご馳走してくれた。
そんな感じで心も体も温まったところで営業開始。
前日、コインパーキングにリヤカーを停めていたら話しかけてくれた男の子が「明日行きますね!」と言ってくれていたので楽しみに待つ。
するとツイッターで連絡をくれてオープンと同時に早速友達を連れてきてくれた。
すぐに若い女の子もご来店。続々とお客さんは集まる。
相変わらずブレブレの自撮り。
ここで知り合った若い3人が僕がいなくなってからも飲みに行ったりしてるみたい。
そんな様子がツイッターで見られて嬉しかった。
いつも通り適当な絡みとちょっと真面目なお話でそこそこ盛り上がる店内。
店内?
これは二日目に来てくれた子が撮影してくれた写真。僕はこんな顔して営業しているようです。
この写真を撮ってくれた女の子、まだ20歳なんだけど生まれつき難病を患ってて余命宣告されているらしい。
「明日死んでも悔いがないように生きてる」
って言ってたけど、本気でそう思ってるんだろうな。
志も持っていてすごく強い子なんだろうなって思った。
たった1日のうちの数分間話しただけでこの子の全てはわからないけど、人のことを応援してあげられる寛大さと誰かの背中を押してあげられる何かを持ってる人だなって感じてすごく感心したし尊敬した。
それは病気と闘う彼女に対しての同情でもなんでもなくて、単に人としてそう感じたこと。
彼女だけが特別そうっていうわけでもなくて、僕のことを応援してくれた人たちの多くの人はそうだったんだなと今改めて感じている。
その後、若い男の子たちのグループが話しかけてきた。
どうやら三人でナンパをしているらしい。
その辺の女の子たちに片っ端から声をかけている。成功している様子はない。
最初は三人だった彼らのうちの二人は終電で帰ったようで一人取り残されていたが諦めた様子はない。
なんて声を掛けてるの?飲みに行こうよ〜とか?と質問すると
「そんなまどろっこしいことしませんよ!」
「ホテル行こうよ!って誘ってます!!」
と自信満々に言われた。潔いね。
終電後まで諦めなければだいたいうまくいくとのこと。
この日は偶然かな。結局諦めてタクシーで帰ってたから、明日も頑張れよ〜って声かけたら笑ってた。
営業の翌日。
埼玉から直島に来ていた元シェアメイトのヒロミと再会する。
場所は岡山駅北口のゲストハウス「KAMP」
一階がカフェスペース、二階はゲストハウスの比較的新しい小洒落たゲストハウス。
カフェスペースにはアパレル商品?雑貨?のようなものも売られていてすごく良い雰囲気。
店員のお姉さんは「バンドマンですか?」って聞きたくなるような結構奇抜な風貌だけど、穏やかで可愛らしかった。
で、実際聞いてみたら本当に音楽やってる人だった。
ビールを飲みながらヒロミと久しぶりの対面。懐かしい会話に花を咲かせた。
わざわざ僕に会う、滞在時間2時間ほどのためだけに船から電車を乗り継いで岡山市まで会いに来てくれたのにビールもご馳走してくれた。ありがとう。また東京で会いましょう。
さて、そんな感じで岡山県を後にするんだけど、面白かったのは岡山県の営業で生粋の岡山県人が一人もいなかったこと。
ナンパしてた男の子たちは岡山の人だったけどそれ以外は四国、関西、鳥取などなどの他県出身者。
岡山県民は新しいものとかヘンテコな人に警戒心強いのかな〜という印象を持った。
桃太郎にお別れを告げて次は香川県に向かう。
続く。
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加古川を出発して隣の姫路市へ。
近いのでう●ちを我慢しながら移動するにもちょうどよい距離。
しかし出発が遅かったのでたどり着いてみたら夜。この日は営業を諦めて翌日にすることに。
翌日には雨が降っていた。
とりあえず姫路城見に行くか……
遠目に。うん。傘ないし。雨の中歩いて行くのはちょっとめんどうなので遠目に。
遠目に城を眺めながら「あの城って建て替えられたのかな〜」なんて考えてみたり。
歴史的建造物ってどうしても劣化するし、家も道具もなんでもそうだけど、使わなければどんどんダメになる。
ボロボロの家でも人が住んでるのと住んでないのじゃ劣化のスピードって全然違う。
住んでる方が結局ずっと住める状態が保たれる。
道具も使ってる方が常に使える状態に保たれると思う。
人もそうなんじゃないかな。筋肉を使わなかったらやせ細っていくように。
だから何って訳じゃないけど、ただ漠然とそんなこと考えてた。
はい、夜は営業しますよ。
これ、加古川で村路さんにいただきました。
テーブル一つあるだけで営業中の作業がかなりやりやすくなる。
夜は雨が降っていたのもあって人は少なめ。
加古川に続いてヒロタカが飲みに来てくれたりした。
本当にいつもありがたい。
そんな営業終わり、日付が変わって4月22日に出発から300日が経った。
TwitterとかFacebookとかに「300日経ちました」って投稿してたら一人の男の子が声を掛けてくれた。
「すいません、日本一周してるんですか?」
はい〜って少し喋っていたら
「うちに泊まっていきませんか?」
とのこと。ここまで約1分。
良いんですか?大丈夫?自己紹介もまだしてないけど…
と思いつつ、というかもう言葉にしてそんなことを言いつつ、あまりにも自然と誘ってもらったので僕も自然と「よろしくお願いします」って感じになった。
彼は自転車が好きでふらっと旅に行ったりするらしく、その時いろんな人にお世話になった経験から、僕のようなリアルタイムの旅人を泊めようと思ったらしい。
大学生になった頃から今まで、そしてこれから先の将来の話。
出会って1分で家に泊めてもらうことになったけど、こんな話になることが旅中は多かった。
話の流れとして「なんで旅をしようと思ったんですか?」って聞かれることが多くて、そのまま流れでちょっと真面目な話になってしまう。
なってしまうと言っても、それが嫌な訳じゃないけど。
それが会話の流れとして自然なことが多い。
いろんな人のバックグラウンドを知れて、すぐになんとなく人となりがわかって、ある意味では高校や大学で友達になるような人たちとするような話とはちょっと違う深さの話ができるのも楽しみだった。
かと思ったら最近ちょっと気になってる女の子の話をしてくれたりした。
夜も遅かったから時間としてはすごく短かったけど楽しかった!!
でも本当にフランクにしてくれてすごく気が楽だったな〜。
ゆうた、ありがとう!!
翌日、アップダウンの少ない楽な道を教えてもらって岡山方面へと進みます。
続く。
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加古川市の酒蔵、岡田本家さんで営業した翌日。
村路さんに連れて来ていただいて、岡田本家さんの新酒発表会へ。
参加費はかかりますが、お酒は4種類が飲み放題。
女性の落語家さんがお話をしてくれた。
落語は本来、すべてのお客さんが舞台に顔を向け話を聞いて楽しむものだけど、この日は食事をしながら楽しむというラフな形式。
話を始める前に、落語の表現方法を説明してくれる。
常に一人で何役もこなすので、話し方で登場人物の年齢や立場、空間の広さや形を表現する。
そんな表現の仕方の違いについて実演付きで分かり易く解説してくれた。
お弁当
どん!!
こんな豪華な弁当を食べたのは久しぶりです。
おいしゅうございました。
落語の他にも抽選会などがあって豪華な景品がかなりの人数に配られていたけど、僕は当たらなかった。
こういうの当たった試しがない(笑)
さて、酒はなんでも好きなんだけど、日本酒はすぐに酔っぱらってしまう僕はというと、中盤から飲むのがしんどくなって外で休憩していた。
岡田本家さんを出た後はお風呂屋さんで村路さんと爆睡。
翌日。
大阪に来ていたくるみが加古川まで会いに来てくれたのでとりあえず食事に行くことに。
彼女はもともと東京の常連さんで、僕が旅に出発した後には1、2ヶ月くらいスマイルアースでスタッフとしても働いてくれていたみたい。
そういえば千葉にも会いに来てくれたくるみ。
久々にあったけど変わってなかったな。
かつ飯は加古川のローカルフード。
ご飯に牛カツ、その上にデミグラスソースという間違いない組み合わせが基本。
肉は豚や牛、魚の場合もあったり、ソースもホワイトソースだったりすることもあるようで、最近はいろんな組み合わせがあるみたい。
加古川での遊び方を知らない僕らは「よし、飲むか!」と取り合えず飲み屋を探す……
しかし日中の加古川で飲めるところなんてみつけられなかった。
というわけで駅直結の餃子の王将へ。
飲みながらちょっぴり真面目な話をした。
たまには真面目な話も面白い。
夕方には大阪へ帰るというくるみを見送って、僕は加古川の河川敷で寝ることにした。
翌日加古川の河川敷で目覚めた僕はどうも腹の調子が悪い。
河川敷は公園のようになっているんだけど、駐車場の端に仮設トイレが設置されていたのでそこに駆け込んだ。
駆け込んだ。。
駆け込んだ。。。
幾度も駆け込んで驚愕した。
血便出た!!
症状をあんまり詳しく書くとアレだね……
とりあえず前日一緒に飲んでたくるみが看護師なので症状を伝えて相談してみたら病院に行けとのこと。
そりゃそうだ。
テントはたたんでしまったので、ベンチに横になって様子を見てみるがいよいよ熱が上がってきたようだ。
旅が始まってから一番の体調不良。
こりゃまずいな〜と思いながらも病院に行く気はなかったので、とりあえずネットカフェへ行って睡眠をとることに。
当然のことだけど、100kg超えるリヤカー引いて10時間以上かけて何十kmも自転車漕いで、着いたらすぐに店やって、お客さんと一緒に朝まで飲んでって毎日繰り返していたらそりゃ体壊すよね。
結局36時間ネットカフェにこもって無理矢理治した。
お腹はその後も数日の間は不調だったけど自転車をこげないほどではなかったので、次の街に進むことにした。
続く
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神戸でトークライブを聞いた翌日の話。
泊めていただいたじゅんやさんと共に、こうき屋という神戸で唯一?のスープカレー屋さんへ。
写真一枚も撮らなかったけど、イケメンの店長さんが美味しいスープカレー出してくれますよ。
さて、腹を満たしたところで神戸三ノ宮から加古川まで移動する。
距離は50キロ程度の平坦な道なのでサクッと到着した。
到着前にずーさんに連絡を取る。
度々登場してるけど、ずーさんはこの真ん中の帽子の方。
石川県の金沢で串カツずーさんってお店をやってて、加古川出身ということでかねてより「加古川に寄ってくれたら友達に声かけてたくさん人集めるよ!」と言ってくれていた。だから立ち寄ったココ加古川。
連絡すると事前に何人かに声をかけてくれていたようで、たぶん何人か行くと思う〜とのこと。
それと併せて、駅近くの串カツ十十(じゅんじゅん)は同級生がやっているお店だから行ってみて〜とのこと。
着いたその日は行けなくて、後日行くことにした。
駅前にリヤカーを停めて、買い出しと着替えに駅の建物の中へ。
戻ってきて腹ごしらえをしていると、「友人のFacebook見て来たんですけど…まだですね?」とすぐに声をかけられる。
急いでご飯を済ませて開店準備に取り掛かる。
始めてすぐに人が集まってくる。
「ずーさんの同級生です」
「ずーの先輩です」
「串カツ十十の人に言われてきました」
などなど。十十にはまだ挨拶もしてないのにお客さんを流してくれているらしい……
ありがたい。
二日連続で同じ場所で営業して、みんなずーさんや十十をきっかけにして飲みに来てくれる。
とりあえず来てみて、飲み始めてから僕の売り上げを気にしてくれるようで、リヤカーの前で友達に電話をしてお客さんを増やしてくれる。
大学のゼミの同期も会社の人たち連れて来てくれたな〜。
まさか加古川にいるなんて思ってなかったから驚いた。
たくさんのお客さんの中に一人、同業者?がいた。
移動式居酒屋をやっている村路さんという方。
その場でもたくさん飲んでくれたんだけど、週末に酒蔵の横で出店するから一緒にどうですか?と出店のお誘いまでいただいた。
ぜひぜひ!とお言葉に甘えさせてもらうことに。
どん!!
こんな感じで二人で並んで営業する。
村路さんは車に”これ以上なにも載せらんない”っていうくらいまで荷物をギューギューに詰め込んで来て、カウンターや焼き台、ビールサーバーなんかも用意してしっかりとした居酒屋スタイルでやっている。
会社の敷地内にお呼ばれしてケータリングのような形で営業したり、今回のように仲の良い方の敷地内をお借りして営業しているらしい。
敷地内なら警察も来ないし安心ですな。
お店の名前はおにくやちゃん。Facebookとかで営業場所を上げているそうなのでお近くの方はチェックしてみて!
オープンしてすぐに近所のおじいちゃんが飲みに来た。
周囲は民家だけど、噂を聞きつけていろんな人が飲みに来る。
移動式であっても決まった土地で開いていればこうやって人は集まって来るんだな〜と移動する商売の可能性について考えたりした。
9時くらいには村路さんの方のカウンターは満席。僕の方にもお客さんは来てくれる。
前々日に駅前で飲んでくれた方から聞いたと、わざわざ30分以上かけてご夫婦+柴犬で遠くから歩いてきてくれた人もいた。
村路さんのFacebookを見て、今日はリヤカーの方で飲む!と決めてきてくれている方もいたりした。
そしてなんとここでも本当に偶然。
会社の研修で高砂に来ていた大学の部活の先輩(写真左)が!!
グッドタイミング。
中央の方はもんたさん。
これから将来の伴侶を探すために世界一周に旅立つという方。
実は会うのは4回目。大阪であったり神戸であったり。
今回はリヤカーを見てみたい!とわざわざ遠くから車で来てくれた。
この日はとなりで村路さんが食事を提供してくれているので、一人一人が長く飲んでくれていて、やっぱり食事ってお酒売るのには大切だな感じたりしてましたとさ。
続く。
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